「訴訟通知センター」から「民事訴訟最終通達書」という詐欺ハガキが私の元に再び届いたよ、という記事をアップしてから数時間後。
同じような「民事訴訟最終通達書」を送って、詐欺未遂で国学院大学の学生が逮捕されたというニュースが飛び込んできました!
最近の大学生はどうなってるの?
アパートの空き部屋に、現金を送らせる手口
詐欺容疑で逮捕されたのは、国学院大学2年の柳生顕志(やぎゅうたかゆき)容疑者、22歳。
現役で大学に入学して2年なら19歳か20歳ですから、柳生顕志容疑者が22歳なら浪人したのか留年したのか?
いずれにせよ、勉強ではなく詐欺に励んでいたようです。
6月に東京・狛江市の女性宅に、「民事訴訟最終通達書」と書かれたうそのはがきを送り、埼玉県内のアパートの空き部屋に現金300万円を郵送させて、だまし取ろうとした疑いで逮捕されました。
女性の年齢はニュースに出ていませんが、やはり詐欺師に狙われやすいという50歳以上なのでしょうか?
弁護士になりすまして現金を要求
柳生顕志容疑者は、弁護士などになりすまして女性から現金300万円をだまし取ろうとしたとしたということです。
詐欺ハガキの手口として、かねてから注意喚起されていた手口そのものですね。
ウソの「訴訟が起こされた」というハガキを送りつけられる。
↓
被害者が電話する。
↓
ニセ弁護士に連絡するよう指示される。
↓
ニセ弁護士から、供託金などの名目で現金を送るよう指示される。
宅配便、ゆうパックなどで現金を送るよう指示されるほか、プリペイドカードを購入して番号を教えるようにと言われることも。
↓
現金を支払うと、さらに別の名目で現金を要求。5回、6回と現金を騙し取られることも。
10万円から300万円に跳ね上がった要求?
警視庁によれば、女性は、この前日に同じ手口で10万円をだまし取られ、はがきに書かれた連絡先に電話したところ、さらに現金を要求されたため、通報したということです。
ここがちょっとわからないのですが、女性が前日に10万円を騙し取られたのは、柳生顕志容疑者なのでしょうか?
違う詐欺なのでしょうか?
おそらく、同じハガキで1度は10万円払ったものの、再度300万円を要求されたため、通報したのだと思いますが、そうだとしたら、10万円から300万円は詐欺師としては、急に金額を釣り上げすぎな気もします。
柳生顕志は詐欺師としては新米だったのでしょうか。
それとも余罪がたくさんあるのか。
実は黒幕がいるのか。
気になるところですが、とにかく私たちは、詐欺ハガキのカモにならないよう、しっかり自衛しましょう。
詐欺ハガキが来ても電話しない。
心配なら、局番なしの188番(消費者ホットライン)に電話しましょう!
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