災害に備えて水や食料などを蓄えておくべきだというのは誰でも知っていることです。
が、何をどの位、備蓄しておくべきかと聞かれて答えられる人は少ないでしょう。
そこで最低限、備えておくべき水や食料などを解説し、使いやすいチェックリストのリンクも貼っておきます。
備蓄に必要な水と食料の量
備蓄しておくべき1日あたりの最低限のものは、以下のとおりになります。
1日あたりの最低限の備蓄品
飲料水 | 1人につき1リットル |
食料品 | アルファ米、乾パン、カップ麺、レトルト等 3食分 |
災害時は、電気、ガス、水道なのどライフラインが復旧するまでに3日から1週間かかると思われるので、3日分なら下記のように最低限、上記の×3は必要です。
3日あたりの最低限の備蓄品
飲料水 | 1人につき3リットル |
食料品 | アルファ米、乾パン、カップ麺、レトルト等 9食分 |
できれば1週間分を備蓄しておきたいので、そうなると必要な量は次のようになります。
7日あたりの最低限の備蓄品
飲料水 | 1人につき7リットル |
食料品 | アルファ米、乾パン、カップ麺、レトルト等 21食分 |
米とカセットコンロがあって、炊飯する場合やカップ麺の場合は、さらにそのための水が必要になります。
食器を洗うための水も必要で、そうなると1人1日あたり3リットルの水を備蓄したほうが良いでしょう。
風呂用やトイレ用などの生活用水もということになれば、さらに備蓄しなければなりません。
電気、ガス、水道のライフラインの中で最も復旧が早いのは電気と言われていますが、実際には分かりませんので、理想的にはそれぞれに対応した1週間分の備えが必要ということになります。
ライフライン復旧までの備え
電気の備え
- 手回し充電式のライト:ラジオ・
- 発電機
- 商品サイズ(cm):幅約6.2×奥行約14.6×高さ約7.8
- 重量:約300g
- 受信周波数/AM:522-1620kHz、FM:76-108MHz
- 入力端子:USB Micro-B(DC5V)出力端子:USB Type-A(DC5V-1A以下)
- 充電池:3.6V/2850mAh(リチウムイオン電池)
この商品について
- 商品サイズ(cm):幅約6.2×奥行約14.6×高さ約7.8
- 重量:約300g
- 受信周波数/AM:522-1620kHz、FM:76-108MHz
- 入力端子:USB Micro-B(DC5V)出力端子:USB Type-A(DC5V-1A以下)
- 充電池:3.6V/2850mAh(リチウムイオン電池)
- 本体サイズ:幅45×奥行26×高さ38cm
- 重量12.7kg
- 排気量: 53.5ml
- 使用燃料:無鉛ガソリン
- 燃料タンク容量: 1.8L
- 連続使用時間:約3時間40分~2時間20分
ガスの備え
- カセットコンロ
- カセットガス
水道の備え
- 水
- 長期保存水 5年保存や7年保存、15年保存などの長期保存水が販売されています。
長期保存水とは?
国産のミネラルウォーターの多くは、製造工程で加熱殺菌等が行われていますので、品質の劣化が起こりにくく、食品表示法では、ガラス瓶入りのもの(紙栓をつけたものを除く)やポリエチレン容器入りのミネラルウォーターの賞味期限や保存方法は、省略できることになっています。
ペットボトルの素材であるポリエチレンテレフタレートには「わずかな気体透過性」があるので、ペットボトル容器は、液体は通しませんが、気体をごくわずかですが通します。
備蓄用の長期保存水のペットボトルは、通常のミネラルウォーターのペットボトルより厚いものが使われ、気体透過性が低くなっていることから、賞味期限が長く設定できるのです。
- 賞味期限 : 製造日より5年6ヶ月
- 加熱殺菌 : 食品衛生法の製造基準で加熱殺菌基準は、中心部の温度を85℃・30分間若しくはこれと同等以上とされていますが、より一層の安全性を考慮して、123℃±2℃で30秒の加熱殺菌を行ない87℃に冷却してホットパック充填。キャップはUV殺菌。
災害に備えるチェックリスト
首相官邸や自治体、消防庁などがHPで公開している災害に備えるチェックリストがありますので、そのリンクを貼っておきます。
お好きなリストをプリントして、備蓄品をチェックし、災害に備えましょう。
災害の「備え」チェックリスト(首相官邸)
まとめ
災害に備えて水や食料などを蓄えておくべきだというのは誰でも知っていることですが、
何をどの位、備蓄しておくべきかと聞かれて即答できる人は少ないでしょう。
そこで最低限、備えておくべき水や食料の種類や量などを解説しました。
最後に、首相官邸などが公開している、災害に備えるチェックリストのリンクも貼っておきましたので、自分に合ったリストをプリントし、活用してください。