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災害に備える保存水、常備すべき本数は?
災害時に最も困るのは飲料水です。
人は飲料水と塩さえあれば、2ヶ月は生きられると言われています。
医学的には20日間という人もいます。
2016年5月、北海道の山中で遭難した7歳の男の子が水だけで7日間生き延びました。
大災害にみまわれるとライフラインは断ち切られます。
国は救援活動が始まるまでの時間を3日間と想定し、
1日1人あたり3リットルの水を3日分確保するよう促しています。
そこで開発されたのが「保存水」と呼ばれる飲料水です。
保存水とは?
災害時に給水が行われなくなった時のために、ペットボトル等に入れて長期間保存しておく飲料水のことで、長期間の保存に耐えられるよう製造時に高温殺菌処理を施されています。
メリット
災害に備えて3~10年の長期保存が可能。
デメリット
保存水は殺菌処理を行うなどの工程にコストがかかるため、少し割高。
水を常備しておく目安として1人当たり1日3リットルといわれており、少なくとも3日分は確保しておくべきで、そのための保存場所が必要なこと。
常備すべき本数は?
必要な保存水=3リットル×3日分×家族の人数
4人家族では84リットルの保存水が必要という計算になります。
2リットルのペットボトルだと42本を常備しておく必要があることになります。
ポチップ
ポチップ